投資家の皆様へ

代表取締役 岸野禎則
Top Message

原則堅持と変化対応

 いつの時代にも、変わり易いものとあまり変わらないものがありますが、当社はあまり変わらないものに視点を向けた経営を心がけています。
 松尾芭蕉が用いた「不易流行」という言葉は、企業経営において「不易」−時を超えた原理原則を重んじる一方で、「流行」−過去の原則に従わない変化には柔軟に対応する、と解釈できると思います。私自身、社会が急速に変化する中で、先賢の経営手法を学んで取り入れること。社会や消費嗜好の変化に、白紙で臨んで柔軟に対応すること。この2つの考え方のバランスをうまく取りながら経営に取り組み、「先を見据えて今を生きる」を座右の銘に、目標とする将来像を脳裏に描き、そこから今なすべきことを導き出して行動するようにしています。

きっと変わらないこと

 お客様が外食をするのは、生活に必需だからではなく、ちょっとした贅沢を楽しんだり、家庭では作れないおいしさを求めるといった動機からであることは、これからも変わらないでしょう。また、企業において複数の業態を持つことが、業績変動リスクを緩和するために有効であることも変わらないと考えます。

変わりそうなこと

 その一方、人口動態による地方人□の減少化の進行、また女性の社会進出により、女性が1人でも気軽に食事ができる場や、友人と楽しく会話しながら食事ができる場の需要が、今よりも高まると予想されます。

ターゲットは若い女性

 このような予想に基づき、当社の出店は首都圏の1都3県に限定し、「椿屋珈琲店」、「スパゲッティ食堂ドナ」、「ダッキーダック」、「ぱすたかん・こてがえし」の4業態の店舗を運営しています。店舗の雰囲気や商品は、洗練されたレベルを保つため、流行に最も敏感な若い女性をメインターゲットとして意識しながら「あったら楽しい食の場」、「手の届く贅沢」の創造を続けています。

商品は自然科学の目で検証

 お客様に提供するメニューは、情熱と好奇心溢れる開発部門が、五感への訴え方をはじめとする自然科学的分析に基づき、満足させるレシピの仮説を立て、お客様の声を聞いて検証し、内容の見直しを行うという過程を繰り返すことによって、完成度を高める努力を続けています。
 主力商品の「ゆであげ生麺スパゲッティ」は、自社製の完全無添加スパゲッティを、独自レシピのポモドーロ(トマト)をはじめとする自社製ソースで調理した、家庭では到底作れない・「安全・安心・健康」にも配慮したメニューです。

楽しい食の場を作り続けます

 これからも、このような地道な努力を怠ることなく、お客様に真っ先に当社店舗を思い浮かべていただけるような「ブランド化」ヘと繋がるよう邁進し、経営理念である「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」をたゆまなく実践することに努めてまいります。

代表取締役 岸野禎則